セラピスト・治療家・施術未経験者の方は甲地直矢の指圧(揉みほぐし)セミナー

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肩こりをほぐせる指圧マッサージ施術の方法

僧帽筋は肩こりや首こりの中枢となる筋であり、指圧マッサージでのアプローチ精度が結果を大きく左右してきます。

セラピストが僧帽筋の解剖学的特徴とトリガーポイント、関連痛パターンを理解することで、

肩をほぐすだけでなく、首を緩める根本的な施術設計が可能になります。

今回は指圧師の甲地がおすすめする肩の僧帽筋をほぐすおススメの施術理論についてご紹介させていただきます。

先ず僧帽筋の構造から考えてみましょう。

上部僧帽筋は後頭骨から第12胸椎、鎖骨の外側1/3、肩峰、肩甲棘に付着する広範囲な筋です。

上部線維(上部僧帽筋という)は肩甲骨の挙上(肩甲骨を上に動かすこと)と上方回旋、中部線維(中部僧帽筋という)は内転、下部線維(株僧帽筋という)は肩甲骨の下制と上方回旋を担い、肩甲帯の安定性と頸椎の支持に重要な役割を持つと言われている重要な筋肉なんですね。

肩こり 指圧や肩こり マッサージでは、僧帽筋上部だけでなく中部、下部をイメージできると施術が上手くいきやすいです。

そして肩をほぐす、首をほぐす両面から施術することが、肩が緩む、首が緩む状態の維持に直結します。

僧帽筋がこる原因

何故僧帽筋が凝りやすいと思いますか?

僧帽筋の過緊張は、長時間のデスクワークによる頭部前方位姿勢(頭が体よ前に出てしまう姿勢)

肩甲骨から腕のつけねの左右のズレ、呼吸パターンの乱れなど、姿勢・運動連鎖の乱れによって生じるといわれているんです。

特に上部僧帽筋は、精神的ストレス自律神経の交感神経が連動し、常時軽い収縮状態になりやすいのが特徴。

セラピストのあなたは単に筋を押すだけでなく、原因となる動作パターンや生活習慣まで含めて把握しながら施術をすると良い結果がでやすいですよ。

僧帽筋のこりによる症状

僧帽筋の筋硬結は、圧を入れたら痛いという圧痛だけでなく、

緊張性の頭痛や眼精疲労、首の可動域制限(動きにくい)とか、

肩関節挙上時の違和感など本当に色々な状態になりますよね?

とくに上部僧帽筋の筋肉の硬結は側頭部(頭部の横)や後頭部への不快感を生じさせると言われています。

そして慢性頭痛は本当によく出くわす症状ですよね。

肩こり マッサージで十分にほぐれないお客さんの場合、

僧帽筋と同時に肩甲挙筋(首から肩甲骨につく筋肉)や板状筋群(首の筋肉)

胸鎖乳突筋など、筋肉の硬さを確認してみましょう。

指圧マッサージ施術の効果

僧帽筋への指圧マッサージは、筋緊張のリセットと血流改善を促しますよね。

これにより、酸素供給が高まり、乳酸などクリアランスが進み、

肩がほぐれた、首がほぐれたという感覚がお客さんは明確に体感していただけるんですね。

指圧マッサージをする部位主な効果
上部僧帽筋顔を天井に向くときの緩和(頸椎伸展)、緊張性頭痛の軽減
中部僧帽筋肩甲骨内転の改善(猫背のこと)、肩甲帯の安定性向上
下部僧帽筋肩甲骨を上に動かす動作のスムーズ化

上記の図を頭の片隅に置きながら指圧やマッサージ施術をしてみてはいかがでしょうか?

「良い結果が出やすい」ですよ!

自宅ケアと施術の違い

自宅ケアのセルフマッサージやストレッチは、表層筋(表面の筋肉のこと)リラクゼーションには有効ですが、

深層筋の硬結には限界があるといわれているんです。

セラピストによる肩こり指圧は、適切な圧の角度と体重圧でアプローチできる点が大きな違いです。

また、首のほぐれ方・背中のほぐれ方・肩甲骨の動きをみながら、

施術のその場で反応を確認できるため、肩が緩む、首が緩む状態をより長く維持する施術をサービスできることにあります。

施術前に確認したい注意点

施術前の注意点を確認してみましょう。

椎間板ヘルニア、骨粗鬆症などのケースでは、圧の強さをお客さんによく聞きながら施術をしてみてください。

  • 腕のしびれの有無
  • めまい、ふらつき、吐き気などあるか?

まぁここでこれらを記さなくても

皆さんとっくにヒアリングしていますよね?失礼しました。

施術後に守りたいセルフケア

僧帽筋(肩こり)への指圧マッサージ施術後は

分な水分補給と安静にしておくことをお客さんに良く言われますよね?

これ、理由としては施術後にはお客さんの体に

一時的に血流が増加し、代謝が高まるという理由があるんですね。

また、施術効果を維持するために、僧帽筋だけでなく脇の下の筋肉や

肩甲骨内側縁の菱形筋(これは皆さん施術している)を一緒にやってみてください。

肩甲帯全体のバランスが整いやすくなりますよ。

僧帽筋への指圧マッサージ施術の基本メカニズムを理解する

筋肉と血流の関係

筋肉の緊張が長時間持続すると、毛細血管が圧迫され血流の不具合が起き、

痛みに関係する物質が蓄積して肩こりや首こりが生じるといわれています。

指圧マッサージは、一時的に拇指や手掌で圧をいれますよね?そのときに血流を遮断するような状態になります。

その後、圧を抜きます。そのときに血流がドバっと促され、それらを繰り返すことで僧帽筋周囲の血流を改善させるといわれています。。

だから圧のリズムは筋肉をほぐすうえでとても重要なんです。

ゆっくりした圧のリズムの方が緩みやすいです。何故なら血流の動きを大きくさせるからです。

結果、筋緊張を和らげつつ、肩がほぐれた、首がほぐれたという感覚をお客さんに体感させやすいんですね。

トリガーポイントの考え方

トリガーポイントって聞いたことないでしょうか?

トリガーポイントとは、筋肉や筋膜の中にできる「押すと強く痛いしこりのような点」のことです。

そのトリガーポイントに圧を入れると、他の部位に「ズーン」と響くときがあります。これを放散痛、または関連痛と言います。

僧帽筋は、上部・中部・下部とありますがそれぞれに特徴的なトリガーポイントがあるんです。

たまにですが、それぞれに圧を入れると他の部位に放散痛、または関連痛を引き起こすことがあります。

これらの部位はつながっています。大事なので以下、図にしてみました。できるだけ覚えてみましょう。

下の図を見て下さい。

たとえば上部僧帽筋のトリガーポイントは側頭部から目の周りへの放散痛が出る。

(つながっているということ)

中部僧帽筋は左右の肩甲間の間辺りに放散痛、関連痛を生じさせることがあるという意味です。

部位主な関連痛パターン
上部僧帽筋側頭部、耳の後ろ、眼の奥、目の回り
中部僧帽筋左右の肩甲間
下部僧帽筋首の下の方から肩甲骨の上の方

もう一度言わせてください。

「つながっている」という意味は、例えば上部僧帽筋がほぐれると

トリガーポイントである目の周りの違和感が消失するとか、そういう意味なので

覚えていて損はありません。是非指圧やマッサージの施術に活かしてみてくださいね。

僧帽筋への指圧マッサージ施術の具体的な流れ

僧帽筋に対する指圧マッサージを効果的に行うには、

セラピストが施術のプロセスを持つことで、肩こりの指圧マッサージ施術のサービスの安定を提供できて、

肩や首の筋肉の硬結がほぐれたという結果を再現性高く提供できるんです。

施術中の圧の強さの目安

押圧の強さは、「痛気持ちいい」範囲に調整することが原則です。

・圧の方向

・体重圧の姿勢

・押すポイント

これらをどんなお客さんの体でも正確にできるようにしていくと

圧の強さに関しては敵圧な強さを提供をしやすいと言われています。

指圧の基本にはクライアントの状態によって圧の調整をするというマニュアルがあるのでご紹介させていただきますね。

分かりやすく図にしてみました。

反応圧の調整目安
お客さん表情がこわばる即座に圧を20〜30%程度軽減(弱める)
お客さんの呼吸が浅くなる(呼吸が早くなる)リズムを今よりゆっくりにする
圧を入れたら急に力が入る拇指圧から手掌圧に変えてお客さんにヒアリング

安全に僧帽筋へ指圧マッサージ施術を行うための注意点

僧帽筋は頸椎・胸椎や重要な神経血管構造に近接しているため、

いわゆる「揉み返し」が来やすい部位でもありますよね。

セラピストのあなたは僧帽筋には特に安全性を最優先に施術を組み立てる必要があります。

肩こり 指圧の効果を高めながらも、強すぎる圧や禁忌部位への刺激を避けることで、肩 緩む、首 緩む状態を安心して提供できます。

強すぎる圧のリスク

正直、甲地個人的な意見になりますが過度な強い圧はお勧めしない派です。

筋肉のダメージを大きく提供してしまうこと、

筋肉の炎症反応の増悪、神経や血管の圧迫の大きさを招くおそれがありますよね?

特に頸椎周囲では、椎骨動脈(ついこつどうみゃく)と言われる脳に血液を促す血管や

頸神経叢といわれる神経が密集しているところなどへの影響もあります。

セラピストは、本当に難しいと思いますが的圧の強さで施術を提供してあげてほしいです。

揉み返し(好転反応)への対処

揉み返しは本当に嫌ですよね。

その揉み返し(いわゆる好転反応といわれる)は施術後に揉み返しに関しての説明と適切なフォローが重要です。

以下、指圧の基本的な好転反応についてのマニュアルをご紹介させて頂きます。

  • 24時間以内は過度な飲酒と長時間入浴を避ける
  • だるさが強い場合は早めの就寝を勧める
  • 痛みが48時間以上続く場合は再評価を提案
  • しびれや強い頭痛が出た場合は医療機関受診を案内

僧帽筋への指圧マッサージ施術効果を長持ちさせるコツと日常ケア

施術効果を持続させるには、施術という一時的に肩がラクになった(緩む)、

首がラクになった(緩む)状態を作るだけでなく、

是非日常姿勢や動作パターンを修正し、セルフケアを習慣化させてもいいのではないでしょうか?

セラピストは、指圧マッサージなどの施術と併せて、

お客様お一人お一人に合った簡便なエクササイズや

日常生活動作などを提案し、肩こりへの施術の成果を長期的な変化につなげていきたいですよね。

甲地直矢
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