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肩こり施術に必須!中部僧帽筋の指圧マッサージ法(セラピスト向け)

指圧セミナーを主催させていただいております甲地直矢です。

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なかなか改善しないガチガチの肩こり、

施術でどうにもならない。。。そんなときありませんか?

もしそのような施術の場面に出くわしたときは、「中部僧帽筋」の硬さがカギを握っているかもしれませんので

是非、今回の記事を読んで知識を入れて、ご自分の施術に取り入れてみてください。


甲地も中部僧帽筋を考え出してから、指圧施術の結果が上がり、

肩こり施術に自信がさらに増したことを覚えています。

肩甲骨周りの要となる中部僧帽筋を、正しく見つけ、適切なほぐし方・緩めかたでアプローチできるかどうかは、

まだよく分からないセラピストの方はまだまだレベルアップの余地があるということですよ!

本記事では、中部僧帽筋の位置と役割から、触診のコツ、指圧やマッサージによる具体的な施術法までをわかりやすく解説します。
お客さんの主な訴えの聞き方や、リピート・指名が増えるカウンセリング、セルフケア指導のポイントまで網羅してお伝えします。

セラピストは必須!肩こり施術に中部僧帽筋を指圧とマッサージで緩める

中部僧帽筋は、肩こり施術で「効いた!ラクになった!」とお客さんに実感してもらうために、

セラピストなら必ず押さえておきたい重要ポイント。

肩上部(僧帽筋や肩甲骨の上、肩甲挙筋など)ばかりをほぐしてもスッキリ感が続かない場合、

中部僧帽筋の硬さをみてほしいんですね。

ここでは、中部僧帽筋の位置・役割から、具体的なほぐし方・緩めかたまでを整理し、

施術に自信が持てて指名が増えることにつながる考え方と手順を解説していきます。

中部僧帽筋の位置と役割

中部僧帽筋は、背中の上部、肩甲骨の内側あたりに広がる筋肉で、

首の付け根から背骨(胸椎)にかけてついている僧帽筋の「真ん中の層」にあたる部分です。

肩甲骨を背骨側に寄せる「肩甲骨の内転」と、肩をすこし後ろに引く動きの中心的な役割を担っています。

肩こりのお客さんは、この中部僧帽筋が弱くなっている一方で、

常に緊張してカチカチにこわばっていることが多いです。

もう一度。中部僧帽筋は疲労で硬くなるだけではなく、

筋力の弱化も関係あり、硬結度合いが高くなっている筋肉なんです。

デスクワークやスマホ姿勢で肩甲骨が外に広がりっぱなしになり、

頑張って姿勢を保とうとして中部僧帽筋が疲労し、硬結を作りやすくなります。

中部僧帽筋が硬くなる原因

中部僧帽筋が硬くなる大きな原因は、「前かがみ+腕を前に出す姿勢」が長く続くことです。

具体的には、パソコン作業、スマホ操作、家事での前かがみ姿勢、車の運転などが挙げられると言われています。

まぁよくある話ですが、甲地はこれ以外にもあると思っています。

何故ならこの部分は「胃の働きの弱化」で反射する場所だから。

それに関しては今、甲地の自分の治療で患者さんを相手にデータを取っていますので

明らかだろうと確信が持てたら記事にしてシェアさせて頂きますね。

先ほどのお話ですが、パソコン作業、スマホ操作、家事での前かがみ姿勢では、

肩甲骨が外側・前方へ引っ張られ、中部僧帽筋は常に伸ばされながら緊張し続けます。

さらに、ストレスや浅い呼吸によって首~背中の筋緊張が高まりやすく、

肩こり施術の対象となる部分に慢性的な硬結が生じます。

なぜ中部僧帽筋が肩こり施術に大事な筋肉なのか?

中部僧帽筋は、肩甲骨の位置を決める「土台筋」のひとつです。

中部僧帽筋が緩んでいるか、硬くロックしているかで、肩の動きの軽さ・首の回りやすさ・背中全体のラクさが大きく変わります。

中部僧帽筋をうまく緩めかたが身につくと、「肩が後ろにスッと引きやすい」「胸がひらいて呼吸がしやすい」と

お客さんが体感しやすくなり、「今日の施術はいつもより違う」と感じてもらいやすくなります。

つまり、中部僧帽筋への指圧・マッサージがしっかりできると、

施術効果の満足度が上がり、リピートや指名が増える大きな武器になります。

中部僧帽筋の硬結が原因の姿勢への影響

中部僧帽筋に硬結ができると、肩甲骨が正しい位置に戻れず、「巻き肩」「猫背」が固定されやすくなるわけ。

その結果、頭が前に出て、首の後ろに負担が集中し、首こりや頭痛の原因にもなります。

よくあるストレートネックになるってやつです。

でもこれ、中部僧帽筋がメインで絡んでますからね。

ストレートネックが不調の原因ではなく、「どうしてストレートネックになったの?」が大事ですからね。

また、胸がつぶれて呼吸が浅くなり、疲れやすさや集中力の低下にもつながります。

施術の中で、硬くなった中部僧帽筋をほぐし方に沿って丁寧に緩めていくと、

肩甲骨がスッと内側に戻り、見た目の姿勢の変化をお客さんに鏡やベッド上で体感してもらいやすくなります。

お客さんの主な訴えと評価ポイント

中部僧帽筋が関わるお客さんの訴えは、

  • 肩の真ん中~肩甲骨内側の「重だるさ」や「張り」
  • デスクワーク後の背中の疲れ感

上記のことを言われたり、施術でなかなか僧帽筋がほぐれない形になったら中部僧帽筋を確認してほしいんです。

また、「肩を後ろに引きにくい」「胸を張ると背中がツッパる」といった感覚もよく聞かれます。

評価ポイントも記しておきます。

  • 肩甲骨が背骨から離れすぎていないか?(猫背の姿勢のこと)
  • 肩の高さが左右で違わないか、
  • 肩をすくめる・回す動きで痛みや重さが出ないか?

施術前のカウンセリングの進め方

カウンセリングでは、まず「どのあたりが一番つらいですか?」と、お客さん自身の言葉で場所を教えてもらいますよね?

その時に、背中が辛い。肩が凝る。首が凝るなど肩こりに関して言われたとします。

そうしたら、セラピストのあなたはお客さんの姿勢を見て、

上記に記してある内容を見た目でチェックしてみてください。

上記に記した内容がお客さんに当てはまっているのであれば

中部僧帽筋も影響しているのでは?と「予想」で施術に入ります。

常連のお客さんや指名の方であればコミニュケーションの中で

「パソコン作業はどのくらいの時間ですか?」「スマホを見る時間は?」など、生活習慣を聞いて把握しても良いですよね?

姿勢についても、「猫背だと言われたことはありますか?」「胸を張ると苦しくないですか?」など、

中部僧帽筋に関係する質問を入れると、後の説明がスムーズ。

中部僧帽筋を緩める施術全体の流れ

中部僧帽筋を狙った肩こり施術では、「全体をゆるめる → 中部僧帽筋を集中的に指圧 」という流れをお勧めします。

最初に、背中全体や肩周りを指圧やマッサージをするんです。

次に、触診で硬結を見つけた中部僧帽筋に対して、体重圧を使った指圧でじっくり緩めていく。という感じ。

最後に肩甲骨を動かしながら、細かいこりを見ていく。これでスッキリ感と軽さがより長く続く施術法になります。

下記にまとめます。

施術ステップ目的
最初に首肩や県骨回りなど全体の指圧やマッサージ主訴を先に施術。肩こりの施術をやっていく
中部僧帽筋への指圧深部の硬結を緩める
肩甲骨の動きをつける肩甲骨の可動域を上げる施術は中部僧帽筋に関与する

中部僧帽筋の触診法と評価のコツ

中部僧帽筋を安全に緩めるには、「どこにあるか正確に触れること」と

「どのくらい硬くて、どこが一番つらいのかを見極めること」が欠かせません。

力任せの指圧やマッサージの施術は甲地はお勧めしません。

「力より技」

骨指標を頼りに筋肉の位置を特定し、筋緊張や圧痛の程度を丁寧に評価することで、ポイントに的確にアプローチできます。

ここでは、セラピストが現場ですぐに使える触診のコツと、

施術前後の変化をわかりやすく伝えるための評価のポイントをまとめていきます。

骨指標を使った中部僧帽筋の見つけ方

中部僧帽筋を迷わず見つけるには、まず「肩甲棘(けんこうきょく)」と

「胸椎の棘突起(きょくとっき)」を頼りに触るのがコツです。

うつ伏せの状態で、肩甲骨の上端から少し下に走る骨のラインが肩甲棘で、

そこから背骨側に向かって横に広がるあたりが中部僧帽筋のメインのエリアになります。

背骨(胸椎)のだいたいT1~T5あたりの棘突起と肩甲棘をつなぐライン上を、

親指または母指球でゆっくりなぞっていくと、(筋腹)の厚みを感じられます。

この「骨から筋肉へ」という流れで触る習慣をつけてみてください。

どんな体系でも中部僧帽筋を外さずに、指圧やマッサージを行えるようになりますよ。

骨指標触り方のポイント
肩甲棘肩甲骨上部に横に走る硬いラインを見つける
胸椎棘突起背骨の出っ張りを首の下から数えて確認する
肩甲骨内側縁肩甲骨と背骨の間の筋の厚みをチェック

筋緊張の見方と圧痛のチェック方法

中部僧帽筋上で特に「ズーンと響く」「気持ちいい痛さ」が出るポイントがあれば、そこが硬結であり、

肩こり施術で優先して緩めかたを工夫したい場所になります。

中部僧帽筋の硬結をしっかり緩めると、「肩が軽い」「姿勢が起こしやすい」といった即時の変化に加え、

首や頭の重さが軽減されるなど、全体的なラクさを提供できます。

さらに、肩甲骨の位置が整うことで、肩関節の動きがスムーズになり、腕の上げ下げもしやすくなります。

改善されるポイントお客さんが感じる変化
肩甲骨の位置が正常になりやすい肩が後ろに引きやすい・胸がひらく
首・肩の筋緊張解消首が回しやすい・肩こりが軽くなる
呼吸の深さも関係する深呼吸がしやすい・リラックス感アップ

中部僧帽筋を緩める基本の指圧テクニック

中部僧帽筋への基本の指圧は、肩甲棘と背骨を結ぶライン上に垂直に当てるところから始めます。

圧の方向は若干、肩甲骨に向かって斜め下が基本です。

猫背のお客さんの場合など円背の場合はそれぞれ圧の方向が変化してくるので注意してください。

強さとしては、お客さんが「痛気持ちいい」がベストです。

  • 親指または母指球を使い、面で圧を伝える
  • 圧は垂直+やや肩甲骨側(斜め下)へ向ける
  • 3~5秒キープしてゆっくり抜くリズム

体重圧になる施術体勢

体重圧をうまく使うには、セラピスト自身の体勢がとても重要です。

うつ伏せのお客さんの横に立ち、足を肩幅に軽く開いて、

脊柱(背骨)の方を向き、つま先立ちになります。

肩~肘~指までを一直線に保つことで、圧がぶれずに安定します。

体が前に倒れる勢いで押すのではなく、「自分の重さをゆっくり沈める」イメージで体重を預けることで、

お客さんにとっても柔らかく、セラピストにとっても疲れにくい施術法になります。

ポイント体勢のコツ
足の位置肩幅に開き、つま先立ちになる。
腕の使い方肘を伸ばす。肩~指を一直線に。
圧の入れ方前に倒れるのでなく、自分の重さを沈める

他の筋との連動を意識した指圧施術法

中部僧帽筋と、周囲の筋肉と連動させて施術すると、肩こり施術全体の効果がぐっと高まります。

特に、肩甲挙筋・菱形筋・上部僧帽筋とのつながりを意識し、

「上部僧帽筋 → 中部僧帽筋 → 菱形筋」という順番で指圧していくと、肩甲骨全体の動きが滑らかになります。

また、首の付け根(C7周辺)や胸椎上部の硬さを先に軽く緩めておくと、中部僧帽筋への指圧も入りやすくなります。

● 上部僧帽筋の指圧マッサージ施術について詳しく書いてる記事 ⇒ https://qr.paps.jp/an3bW

  • 上部僧帽筋から順に中部・菱形筋へ指圧
  • 首~胸椎上部を先に軽くほぐしておく
  • 肩甲骨全体の動きをイメージしながら施術

● 菱形筋の指圧マッサージ施術について詳しく書いてる記事 ⇒ https://qr.paps.jp/09aPK

肩甲骨の動きを引き出すアプローチ

中部僧帽筋をより効果的に緩めるには、肩甲骨そのものを動かすアプローチを組み合わせると、

筋の伸び縮みが引き出され、深いリリースが期待できます。

うつ伏せまたは横向きで、お客さんの腕を軽く持ち上げ、

肩甲骨を内側・外側・上下にゆっくり動かしていくのが基本というか、王道の施術法ですよね。

動き目的
肩甲骨の内転伸びきって疲労している中部僧帽筋の収縮を促しつつほぐす
肩甲骨の外転収縮して披露している中部僧帽筋を伸ばすリリース
上下のスライド肩甲骨周囲の筋の緊張を整えるといわれている

セラピストが提供したい中部僧帽筋ケアとセルフケア指導のポイント

中部僧帽筋をその場でしっかり緩めることに加えて、施術後のセルフケアをお客さんに伝えることもありですよね。

それがきっかけになり、信頼関係とリピート率を高めることもできたりしますから。

以下に、中部僧帽筋に対しての自宅や職場でできるシンプルなストレッチやほぐし方をご紹介しておきますね。

  • 中部僧帽筋を意識した姿勢づくり(胸を軽くひらく)
  • デスクワーク中の簡単な肩甲骨ストレッチ
  • テニスボールなどを使ったセルフ指圧の方法
  • セルフケアの継続を次回の評価ポイントにする提案

本記事では、中部僧帽筋の位置と役割、硬くなる原因から、肩こり施術における重要性までを整理しました。

中部僧帽筋のほぐし方・緩めかたとして、骨指標を使った触診、

筋緊張と圧痛の評価を踏まえた指圧やマッサージの施術法を解説しました。

体重圧を使う基本の指圧、中部僧帽筋と周辺筋との連動を意識した指圧のやり方。

肩甲骨の動きを引き出す手技を精度高く行うことで、肩こり施術の満足度は大きく変わります。

中部僧帽筋を緩められるセラピストは、お客さんの姿勢改善や疲労軽減に貢献でき、

セルフケア指導も含めてトータルなケアを提供できます。

その結果、リピート率や指名が増えることにもつながるかもしれません。

是非、肩こり指圧やマッサージ施術でレベルアップしてほしいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございます。

甲地直矢

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