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肩こり施術に自信がつく!上部僧帽筋の緩め方と指圧マッサージで効くポイント

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肩こり施術で「どこを、どう触ればいいのか分からない」と悩むセラピストにとって、カギになるのが上部僧帽筋


首から肩にかけて広がるこの筋肉の特徴と緩め方を理解できると、指圧やマッサージの効くポイントが一気に明確になりますよね!

本記事では、上部僧帽筋の解剖学から、お客さんの肩こりの状態を見極めるチェック方法、

姿勢の変化の見方、指圧で押す方向や強さのコツまでを整理。


さらに、関連筋を含めた施術の順番や、安全に効果を出すための実践ポイントもお伝えします。

「上部僧帽筋が触れる」「コリに届く」手技を身につけたい方は、ぜひ続きをご覧ください。

肩こり施術に自信がつく!上部僧帽筋の緩め方と指圧マッサージで効くポイント

肩こりに悩むお客さんの多くは、首から肩にかけてある「上部僧帽筋」がガチガチに硬くなっていますよね。

この上部僧帽筋、「どこを」「どう触ればいいか」が分かると、施術の自信につながります。

ここでは、上部僧帽筋の解剖学から、指圧マッサージで効くポイント、

緩め方のコツ、施術後のチェックまで流れで整理していきます。

難しい専門用語はできるだけかみ砕いてお伝えしますので、

「なんとなく触っている」感覚から一歩先へ進むつもりで、安心して読み進めてください。

上部僧帽筋の解剖学

上部僧帽筋(じょうぶそうぼうきん)は、首の後ろから肩のライン(肩甲骨の上部)にかけて、広く三角形のように広がる筋肉です。

起始と停止をシンプルに言うと「後頭部〜首の骨(頚椎)」から始まり、「肩甲骨の肩峰・鎖骨の外側」についています。

この筋肉は、肩こりのときによくお客さんが「もんでほしい」と言う、首の付け根〜肩先の盛り上がった部分そのものです。

日常的には、
・肩をすくめる動き(いかり肩の姿勢)
・首を支えて頭を安定させる役目
をしており、ストレスや長時間のデスクワークで緊張しやすい場所です。

内容ポイント
起始後頭骨〜頚椎の棘突起(首の後ろの骨の出っ張り)
停止鎖骨外側1/3・肩峰・肩甲棘
主な働き肩をすくめる・首を支える・肩甲骨を持ち上げる
肩こりとの関係慢性的な緊張で硬結やトリガーポイントができやすい

お客さんの肩こりの状態を見極めるチェックポイント

施術の前に、上部僧帽筋がどれくらい硬いのか、どの辺りがつらいのかを見極めることが大切です。

ここで少し時間をかけて状態を確認しておくと、指圧やマッサージの効くポイントが見つけやすくなり、施術の自信にもつながります。

お客さんとの会話も交えて、優しく確認してみましょう。

  • どこが一番つらいかを指で示してもらう(首の付け根・肩中央・肩先など)
  • 左右差の確認:右だけ・左だけ・両方なのかをたずねる
  • 首を前後・左右に動かしてもらい、動かしにくい方向をチェックする
  • デスクワーク・スマホ・家事など、肩こりが出やすい生活動作を聞く
  • 触診で温度・硬さ・圧痛の有無(痛気持ちいいのか、鋭い痛みなのか)を確認する

上部僧帽筋が硬くなると見られる姿勢の変化

上部僧帽筋が硬くなっているお客さんは、姿勢にも特徴が出やすいです。

パッと見た印象で「首と肩の位置」をチェックするだけでも、筋肉の状態をイメージしやすくなります。

例えば、肩こりが強い方は、無意識に肩をすくめたような姿勢になっていることが多く、首の後ろ側が詰まったように見えます。

頭が少し前に出た「ストレートネック気味」の姿勢や、首から肩のラインが力強く盛り上がっているように見える場合も、上部僧帽筋の過緊張が疑われます。

上部僧帽筋が緩むと見られる姿勢の変化

施術で上部僧帽筋が緩んでくると、見た目の姿勢がふっと楽になったように変化していきます。

緩んだ状態では、肩の高さが少し下がり、首がスッと上に伸びたように見えます。

首の付け根の盛り上がりがやわらぎ、肩から腕にかけてのラインがなめらかになりやすいです。

緊張時緩んだ後
肩がすくんで耳に近づく肩の位置が自然に下がる
首が短く見える首が長くスッと見える
頭が前に出やすい頭の位置が体の真上に戻りやすい
表情がこわばり気味目がぱっちりする

指圧マッサージで上部僧帽筋に効かせるポイント

上部僧帽筋への指圧マッサージは、「面」で押すより「点」を意識した方がコリに届きやすくなります。

とはいえ、強く押せばいいわけではありません。じんわりと圧を届けるイメージが大切です。

効くポイントを探すときは、親指や指の腹でゆっくり滑らせながら、「少し響く場所」「気持ちいい痛みがある場所」を見つけます。

特に、首の付け根〜肩の中央あたりにはトリガーポイントができやすいので、片側ずつ丁寧に探ってみましょう。

お客さんに「そこです」「そこが肩こりのもとです」と言ってもらえるポイントが見つかれば、その場所を大切に、押してみてください。

上部僧帽筋を押すときの圧の方向

圧の方向を意識するだけで、同じ力でも上部僧帽筋への届き方が変わります。

基本は、首の付け根付近は、反対側の肩甲骨の上の方が圧の方向。

肩先に近い部分では、反対側の腰部が圧の方向です。

  • 首の付け根付近:反対側の肩甲骨の上の方
  • 肩の中央:反対側の肩甲骨の真ん中の方
  • 肩先付近:反対側の腰部

施術後に肩こりの変化を評価するチェック方法

施術が終わったあと、「なんとなく楽そう」だけではなく、セラピスト自身が変化を確認できると、自信につながります。

チェックはむずかしい評価ではなく、シンプルなものからで大丈夫です。

施術前と施術後で、首と肩の動きや感覚がどう変わったかを、言葉と動きの両方で確認してみましょう。

チェック項目具体的な方法
自覚症状「さっきと比べて今の肩こりは何割くらいですか?」と0〜10で聞くのもよくある評価法
首の可動域前後・左右・回旋をしてもらい、「さっきより動かしやすい方向」を確認
肩の高さ鏡や目視で左右の肩の高さ・力の抜け具合を観察
触診施術前に硬かった部位を再度軽く押し、硬さや痛みの変化を確認

肩こりををラクにする上部僧帽筋の指圧施術法

ここからは、具体的に肩こりをラクにするための、上部僧帽筋への指圧施術の流れをお伝えしていきます。

「解剖はなんとなく分かったけれど、実際にどう手を動かせばいいか不安」というセラピストさんでも、

そのまま真似しやすいように、順序立てて解説します。

触診のポイントから、関連する筋肉、緩め方のコツ、揉みほぐしのテクニック、

施術の順番までを組み合わせることで、肩こり改善により自信を持って取り組めるようになります。

少しずつ、自分なりのスタイルにアレンジしてみてください。

肩こりに関連する上部僧帽筋の触診ポイント

触診は、上部僧帽筋の「位置」と「硬さ」を指先で確認する大切なステップです。

首の付け根から肩先に向かって、筋肉の盛り上がりと硬さを感じていきます。

特に、首の付け根の少し外側あたり、肩のいちばん高い場所、

肩先の少し内側には、肩こりの「効くポイント」になりやすい部分があります。

  • 首の付け根:後頭部の下から指1〜2本分下の、少し外側(左右)の盛り上がり
  • 肩の中央:いわゆる「肩もみ」される、一番高く感じるところ
  • 肩先寄り:肩峰の少し内側で、押すと「ジーン」と響きやすい場所
  • 左右差:同じ場所でも、右と左で硬さや痛みが違うところに注目

上部僧帽筋と関連する筋肉名

肩こりは、上部僧帽筋だけで起こっているわけではなく、周りの筋肉たちとも深く関係しています。

全部を完璧に覚えなくても、「名前+ざっくりした働き」が分かれば十分です。

筋肉名位置・役割
肩甲挙筋首の横〜肩甲骨の上角に付着し、肩甲骨を持ち上げる。肩こりで最も硬くなりやすい筋。
板状筋(頭板状筋・頸板状筋)首の後ろから背中上部にあり、頭や首を後ろに反らす・回旋させる役割。
僧帽筋中部・下部肩甲骨を内側・下方に引き、姿勢を支える。上部とのバランスが崩れると肩こり悪化。
胸鎖乳突筋首の前〜横にある筋で、頭を前に出す姿勢で緊張しやすい。頭痛との関連も強い。
菱形筋肩甲骨を背骨側に寄せる。猫背や巻き肩で弱くなりやすい筋。

上部僧帽筋の関連筋を含めた施術の順番

施術の順番を工夫するだけで、上部僧帽筋は緩みやすくなります。

リラクゼーションの場合は、主訴の上部僧帽筋からほぐしていってください。

あくまで上部僧帽筋を緩める前提で考えた場合、以下の順番になります。

順番施術部位・内容
胸・前首周り(胸鎖乳突筋・大胸筋など)は頭の前方偏位が改善する。
肩甲骨周囲(菱形筋・僧帽筋中部〜下部)をほぐし、肩甲骨の動きを出す
肩甲挙筋・板状筋など、首の後ろ〜肩甲骨上部を指圧で緩める
上部僧帽筋をメインで指圧する
首・肩の軽いストレッチと、動きの確認で仕上げを行う

セラピストが上部僧帽筋を安全に緩めるための指圧マッサージの実践ポイント

最後に、セラピストが上部僧帽筋を安全に、そしてお客さんに安心して受けてもらうための実践ポイントを整理していきます。

肩こりへの施術は、どうしても「強く押してほしい」とリクエストされやすいですが、

強さだけに頼ると指も痛めやすく、お客さんの体にも負担がかかります。

大切なのは、解剖学をベースにした効くポイントの見極めと、圧の方向、体重圧です。

自分の体も守りながら、お客さんの肩こりをラクにできるように、少しずつ意識できるポイントを増やしていきましょうね!

本記事では、肩こり改善の要となる上部僧帽筋の解剖学から、触診のコツ、

効くポイントの見極め方、具体的な緩め方までを整理してきました。

お客さんの姿勢や筋緊張を評価しながら、関連筋を含めた指圧とマッサージを組み立てることで、安全かつ効果的な施術が可能になります。

圧の方向や強さを丁寧にコントロールし、施術前後のチェックを習慣化できれば、肩こりの変化を客観的に示すこともできます。

セラピストとして上部僧帽筋への理解が深まるほど、一人ひとりに合ったオーダーメイドの緩め方が選択でき、信頼される施術につながるはずです。

甲地直矢

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