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肩甲骨周りが辛いという悩みに効く指圧ポイント|セラピスト必見の指圧施術法

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デスクワークやスマホ操作が続くと、肩甲骨周りがじんわり重だるく、何となく息苦しさまで感じるお客さんが増えています。
その「何となくつらい」を見抜き、狙ってほぐせるかどうかが、セラピストとしての信頼を大きく左右します。

本記事では「肩甲骨周りが辛いという悩みに効く指圧ポイント|セラピスト必見の指圧施術法」として、解剖学に基づいた筋肉名と、実際の拇指圧の当て方・方向・強さを丁寧に解説。

うつ伏せ・横向き・座位と体位別の手順や、初心者セラピストが陥りやすい注意点まで、現場でそのまま使える実践的な内容をお伝えしていきます。

肩甲骨周りが辛いという悩みに効く指圧ポイント・セラピスト必見の指圧施術法

肩甲骨周りが辛いという悩みに効く指圧ポイントを理解しておくと、施術に自信が持てるようになります。
なんとなく肩を押しているだけの施術から、「ここがつらさの原因なんだ」と説明しながらケアできるようになると、お客さんの安心感もぐっと高まります。

この章では、セラピスト必見の指圧施術法として、なぜ肩甲骨がつらくなりやすいのか、どんな筋肉が関係しているのかをやさしく整理していきます。
専門用語は使いますが、イメージしやすいようにかみ砕いて説明していくので、解剖学が苦手でも大丈夫です。

何故肩甲骨周りに辛さが出やすいのか?

肩甲骨周りが辛いという悩みは、とても多いですよね。
理由のひとつは、肩甲骨が「腕」と「体幹」をつなぐハブのような位置にあって、たくさんの筋肉にぶら下げられているからなんです。

デスクワークやスマホ操作が多いと、腕が前に出たまま固定され、肩甲骨は外側・前側に引っ張られっぱなしになります。
そうすると、肩甲骨の内側や上側の筋肉がずっと引き伸ばされ、血流が悪くなり、だるさや鈍い痛みとして感じやすくなるんですね。

さらに、ストレスで呼吸が浅くなると、肩をすくめる筋肉(僧帽筋上部線維など)が緊張しっぱなしになります。
この「前に引っ張られる力」と「上にすくめる力」が重なることで、肩甲骨周りの負担は増え、こりや痛みが慢性化しやすくなる、という流れなんです。

肩甲骨のこりと痛みが起こるときの関連する筋肉名

肩甲骨周りのこりや痛みには、いくつか「常連」の筋肉があるんですね。
名前を知っておくと、施術のときに狙う場所がイメージしやすくなります。

代表的な筋肉としては、肩甲骨の内側を走る「菱形筋(りょうけいきん)」、首から肩・背中に広がる「僧帽筋(そうぼうきん)」、肩甲骨を前に引っ張る「前鋸筋(ぜんきょきん)」などがあります。
また、肩甲骨の上にベタッとのっている「棘上筋(きょくじょうきん)」、下側にある「棘下筋(きょっかきん)」、わきの下あたりの「大円筋・小円筋」も、肩甲骨周りが辛いという悩みに深く関わってくる筋肉なんですね。

初心者のうちは、すべてを完璧に覚えようとしなくて大丈夫です。
まずは「内側=菱形筋」「上側=僧帽筋上部・棘上筋」「下側=僧帽筋下部・大円筋あたり」と、大まかなイメージだけ持っておくと施術が組み立てやすくなります。

肩甲骨のこりと痛みが起こるときの関連する筋肉名の解剖

関連する筋肉の解剖を、施術に役立つポイントだけおさえて整理してみますね。
難しい言葉も出てきますが、「どこからどこにつながっているか」をざっくりつかむだけで十分なんです。

筋肉名起始・停止のおおまかな位置主な働き
僧帽筋後頭部〜首・背骨 → 肩甲棘・鎖骨肩をすくめる・肩甲骨を寄せる、下げる
菱形筋頚椎・上部胸椎 → 肩甲骨内側縁肩甲骨を背骨側に寄せる
前鋸筋肋骨 → 肩甲骨内側前面肩甲骨を外側・前方へ引く
棘上筋肩甲骨上部 → 上腕骨腕を少し外へ開く(外転の開始)
棘下筋・大円筋肩甲骨後面 → 上腕骨腕を後ろ・内側へ引く動きの補助

この表を見ながら、「この筋肉は肩甲骨をどの方向に引っ張っているのか」を意識すると、拇指圧での方向や圧のかけ方が変わってきます。
筋肉の走行に沿って指圧する、という基本だけ覚えておくと、ぐっと効かせやすくなりますよ。

肩甲骨周りがこると見られる姿勢の変化

肩甲骨周りがこっているお客さんには、特有の姿勢の変化がよく見られます。
これは、筋肉のバランスが崩れた結果として体に現れているサイン。

分かりやすいのは「巻き肩」と「猫背」です。


肩甲骨が外側・前側に引っ張られ、胸がつぶれ、首が前に出た姿勢になりやすくなります。
この姿勢が続くほど、肩甲骨の内側の筋肉は常に引き伸ばされて疲れやすくなり、「だる重い」「奥が痛い」という訴えが増えてきます。

また、片方だけ肩甲骨周りが辛い場合、カバンを片側で持つクセや、寝るときの向きなどで左右差が生まれていることも多いんですね。
施術前に立位で後ろ姿を軽く観察して、「右の肩が下がっている」「片側だけ肩甲骨が外に逃げている」などをチェックしておくと、指圧ポイントの優先順位がつけやすくなります。

お客様がやってほしいと思う肩甲骨周りの指圧施術の特徴

お客さんが「肩甲骨周りが辛い」という悩みを抱えて来店したとき、実ははっきりと「こうしてほしい」があることが多いんですね。
それは「そこそこ」「そこに届いてほしい」という感覚なんです。

とくに好まれやすいのは、肩甲骨の内側ラインに沿った、じんわりとした拇指圧です。
深く入り込みながらも、刺さるような痛みはなく、呼吸に合わせてゆっくり圧をかける手技が喜ばれます。

  • 肩甲骨の内側に沿って、筋肉のかたまりをとらえる拇指圧
  • 肩甲骨の上角・下角付近をねらった「ツボを押さえる感覚」の圧
  • 指圧だけでなく、肩甲骨を軽く動かしながら行うリズミカルな手技
  • 痛みではなく「効いて気持ちいい」強さの調整

こうした特徴を意識しておくと、「とりあえず上から押すだけ」の施術から、「お客さんが求めているポイントに届く施術」に変わっていきます。
言葉で「強さ・場所」を確認しながら進めるのも、自信のない時ほど助けになってくれます。

初心者セラピストが押さえるべき注意点

肩甲骨周りは、効かせようとして頑張りすぎると、かえって負担をかけてしまいやすい場所。
初心者セラピストの方ほど、いくつかの注意点を知っておくと安心です。

まず、圧の強さです。
肩甲骨周りは、骨が近く、筋肉も薄い部分があります。
いきなり深く強い拇指圧をすると、「ゴリッ」とした不快感や翌日の痛みにつながることがあるので、最初は浅く、呼吸と表情を見ながら徐々に深くしていくイメージが大切になります。

もうひとつは、首まわりへの圧の方向です。
鎖骨の上や肩のつけ根は、神経や血管が多いので、真下へ刺すような圧は避けて、「筋肉の流れに沿ってなで下ろすように」意識すると安全です。
また、長時間同じ一点を押し続けないこと、骨そのものをグリグリ押さないことも基本の注意点として覚えておくと良いですよ。

肩甲骨周りの辛さに対応する基本の指圧ポイントを理解する

ここからは、肩甲骨周りが辛いという悩みに効く指圧ポイントを、もう少し具体的に整理していく章になります。
「どこを押せばよいか」がはっきりしてくると、施術のたびに迷う時間が減って、落ち着いて拇指圧を届けられるようになるんですね。

肩甲骨を「内側」「上部」「下部」に分けて、それぞれの基本の指圧ポイントを確認していきます。
地図を持ちながら旅をするような感覚で読み進めてみてください。
一度ですべて覚えようとせず、少しずつ施術に取り入れていくイメージで大丈夫なんです。

肩甲骨内側にある主要な指圧重要ポイント

肩甲骨の内側は、多くのお客さんが「一番つらい」と感じやすいエリアなんです。
ここには菱形筋や僧帽筋の中部線維が走っていて、背骨側と肩甲骨をつなぐ「要」の部分になっているからなんです。

指圧のときは、背骨(棘突起)と肩甲骨内側縁のあいだを、縦に3〜4列くらいに分けて考えると分かりやすくなります。
特に、「肩甲骨の内側縁のすぐ横1〜2cmあたり」は、こりの芯をとらえやすい指圧ポイントが連なっているラインなんですね。

位置の目安関連する筋肉指圧のポイント
肩甲棘〜肩甲骨下角の内側縁菱形筋背骨側から内側縁に向けて、やや斜めに圧を入れる
背骨と肩甲骨の中間ライン僧帽筋中部線維面でとらえ、拇指圧+手根でゆるめる
肩甲骨内側上部付近肩甲挙筋付着部やや内上方へ向けた浅めの圧で様子を見る

この内側ラインを、呼吸に合わせてゆっくりと丁寧に指圧していくと、「そこです」と言われることが増えてきます。
自信のない時こそ、位置を丁寧に確認することが、安心感につながっていきます。

肩甲骨上部にある主要な指圧重要ポイント

肩甲骨上部は、首こり・肩こりとセットで辛さが出やすい場所なんですね。
ここには僧帽筋上部線維や肩甲挙筋、棘上筋など、肩をすくめたり、腕を上げるときに働く筋肉が集まっています。

このエリアは、お客さんの「肩こり」のイメージに一番近く、「肩に手を当てると自然に触れる」ゾーンでもあります。
ただし、神経も比較的多いため、強く押しすぎると頭痛や吐き気の誘発につながる場合もあるんですね。

  • 首のつけ根〜肩先に向かうライン(僧帽筋上部線維)を、やや斜め前方に向けて拇指圧
  • 肩甲骨の上角付近(肩甲挙筋付着部)を、最初は軽めにポイント指圧
  • 肩峰の内側あたり(棘上筋)を、円を描くようにほぐす
  • 圧をかける時間は短めにし、頻度を増やして調整するイメージ

「ぐーっと長く押し込む」よりも、「じわっ、じわっと何度か繰り返す」方が安全で効果的なことが多いエリアなので、怖がらずに細やかな調整を意識してみてください。

肩甲骨下部にある主要な指圧重要ポイント

肩甲骨下部は、自覚症状としては「なんとなく重い」「背中が固まる」といった表現になりやすい場所なんですね。
でも、ここをしっかりゆるめてあげると、肩甲骨全体の動きが軽くなるので、仕上がりの印象がぐっと良くなるエリアでもあるんです。

肩甲骨下角(とがった下の角)付近には、僧帽筋下部線維や大円筋、小円筋、広背筋などが関わっています。
とくに長時間のデスクワークや立ち仕事の方は、このあたりが硬くなっていることが多いです。

位置の目安関連する筋肉指圧のポイント
肩甲骨下角のすぐ内側僧帽筋下部線維やや上方向へ押し上げるように拇指圧
肩甲骨下角の外側〜わきの方大円筋・小円筋外側から内側へ向けて、包み込むように圧
肩甲骨下角よりやや下の背中広背筋面でとらえ、拇指圧+手根で押し流す

肩甲骨下部は、少し広い面としてとらえながら、コリの芯だけをピンポイントでとらえる意識を持つと、拇指圧が安定しやすくなります。
お客さんの呼吸を広げるつもりで、ゆったりとしたリズムで指圧していくのがコツです。

肩甲骨周りの辛さに効かせる実践的な指圧施術の手順

ここからは、実際の施術の流れに沿って、肩甲骨周りが辛いという悩みに効かせる指圧の組み立て方をお話ししていきます。
うつ伏せ・横向き・座位の3つの体勢を使い分けることで、同じ筋肉でも違う角度からアプローチできるようになるんです。

「どの順番で押せばいいのか分からない」「毎回なんとなくでやっている」というセラピストさんにこそ、手順を持つことは大きな安心材料になります。
最初は流れをメモしておいて、少しずつ自分のスタイルに合わせてアレンジしていけば大丈夫なんですね。

うつ伏せでの肩甲骨周りを筋肉名で指圧施術の手順を解説

うつ伏せは、肩甲骨周りの施術の「基本姿勢」なんですね。
背中全体を広く見渡しながら、僧帽筋・菱形筋・棘上筋・棘下筋などを順番にゆるめていきます。

手順の一例としては、まず僧帽筋全体を手のひらで温めるようにほぐし、そのあとに拇指圧でポイントを攻めていく流れがおすすめです。
表層の緊張を軽く取ってから、菱形筋や棘下筋などの奥の筋肉に入っていくと、圧が受け入れられやすくなるんですね。

  • 僧帽筋(上部〜中部)を手根・母指球で広くほぐす
  • 肩甲骨内側縁に沿って、菱形筋を背骨側→肩甲骨側へ向けて拇指圧
  • 肩甲棘より上(棘上筋)を、肩峰方向へ斜めに指圧
  • 肩甲棘より下(棘下筋)を、わき方向へ軽く押し流す

うつ伏せでは、お客さんの表情が見えにくいので、呼吸の深さや肩の力の抜け具合をよく感じ取りながら、圧を調整していくと安心です。

横向き姿勢での肩甲骨周を筋肉名で指圧施術の手順を解説

横向き姿勢は、肩甲骨を「動かしながら」指圧できるのが大きなメリット。
特に、前鋸筋や大円筋、小円筋など、うつ伏せだけではとらえにくい筋肉にアプローチしやすくなります。

お客さんを横向きにして、下側の腕を前に抱えるような姿勢を作ると、肩甲骨が少し浮き上がってきます。
この「肩甲骨が浮いた状態」で、内側縁の深いポイントや、わきの下付近の筋肉を丁寧にとらえていくイメージです。

ステップ狙う筋肉ポイント
1. 肩甲骨の内側縁を上から下へ確認菱形筋肩甲骨を軽く引き寄せながら、内側縁を指圧
2. わきの下〜肩甲骨外側を指圧大円筋・小円筋外側から内側へ、包み込むように圧
3. 肋骨側から肩甲骨内側前面を意識前鋸筋肋骨に沿って、軽い拇指圧でストレッチ感を出す

横向きでは、お客さんと目線が近くなり、会話もしやすいので、「押され方はどうですか?」「ここが一番つらいですか?」と確認しながら進めると、自信を持って施術を組み立てやすくなります。

座位で行う肩甲骨周りを筋肉名で仕上げの指圧施術の手順を解説

座位での施術は、仕上げとしてとても有効です。
お客さん自身の体重を使いながら、肩甲骨の動きをチェックしつつ、僧帽筋上部線維や肩甲挙筋などの残った緊張を取っていきます。

立位や座位に近い姿勢で仕上げておくことで、「終わったあとに立ち上がったらまた重くなった」というギャップを減らせるんです。
とくに首肩周りは、うつ伏せだけで完結させるより、最後に座位で微調整をしてあげると満足度が上がります。

  • 僧帽筋上部線維を、首の付け根〜肩先に向けて軽い拇指圧
  • 肩甲骨上角付近(肩甲挙筋)を、頭を少し前に倒してもらいながらポイント指圧
  • 肩に手を添え、肩甲骨を軽く回しながら、棘上筋・棘下筋の残りの張りを確認
  • 最後に、鎖骨まわりをやさしくなで下ろし、胸を開くようにして終了

座位では、お客さんも「軽くなった感じ」をその場で確認しやすいので、「最初と比べてどうですか?」と一言添えると、自分の施術の変化も一緒に感じてもらえますよ。

肩甲骨周り指圧ポイントと施術法の実践ガイド

ここまでお伝えしてきた、肩甲骨周りが辛いという悩みに効く指圧ポイントや、セラピスト必見の指圧施術法は、いきなり全部を完璧にやろうとしなくて大丈夫。
むしろ、「今日は内側ラインを丁寧にやってみよう」「次は横向きで大円筋まで触ってみよう」と、少しずつ取り入れていく方が、手の感覚も育ちやすくなります。

大切なのは、「どの筋肉をイメージして拇指圧しているか」を自分で意識することなんです。
同じ場所を押していても、菱形筋をねらっているのか、僧帽筋なのか、前鋸筋なのかをイメージしながら施術するだけで、手の質感は自然と変わっていきます。

そして、お客さんの「ここがつらい」という声を、筋肉の名前や走行と少しずつ結びつけていくことで、あなた自身の中に「地図」が育っていきます。
その地図が、施術への不安を少しずつ小さくしてくれるんですね。

焦らなくて大丈夫です。
今日からできそうなポイントを一つだけ選んで、次のお客さんにそっと試してみてください。
それを繰り返していくうちに、「なんとなく」ではなく、「理由のある肩甲骨周りの指圧施術」が、自然と身についていきますからね。

本記事では肩甲骨周りが辛いという悩みに効く指圧ポイントとして、原因となりやすい筋肉や姿勢の変化、解剖を踏まえたうえで、実際の押し方まで整理しました。

お客さんが求めるのは「気持ちよさ」と「つらさが軽くなる実感」の両立です。

そのためには、肩甲骨内側・上部・下部の指圧重要ポイントを外さず、筋肉名を意識した拇指圧と、体勢別(うつ伏せ・横向き・座位)の手順を組み立てることが重要になります。

初心者セラピストは、力任せにならない軸づくりと角度のコントロール、安全な圧加減の見極めを重点的に練習してください。

解剖知識と基本手技を何度も反復し、お客さんの反応を丁寧にフィードバックへ生かしていくことで、肩甲骨周りの施術は確実に洗練されていきますよ。

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